MSCシンフォニアでのアドリア海・エーゲ海クルーズの4日目はいよいよギリシャのサントリーニ島&ミコノス島のダブル寄港日です!
それぞれ時間が短い時間の中で、目一杯楽しむことができましたので、写真と一緒にご紹介します!
もくじ
サントリーニ島
サントリーニ島には朝7時に入港。
15時出港なので、時間の限られた半日観光となります。
テンダーボートのチケット入手から勝負は始まっている
サントリーニ島には横付けができないため、沖留めで、テンダーボートでの上陸となります。
その際、エクスカーション(MSC社が開催する現地オプショナルツアー)に参加する人は優先的に下船できるのですが、一般の乗客の下船は8時以降です。
一般の乗客の下船順は何で決まるかというと、事前に配布するテンダーボートの整理券の番号です。
テンダーボート整理券は、前日のAM11:30から配布されたのですが、配布場所に行くと、開始15分前でこの人混みである。
列に並びましたが、ゲットできたのはテンダーボートNo.4の券。
1つの番号に何人が割り振られているのかは不明ですが、No.4は最初のボートから15分ほど遅れてのスタートと案内されました。
配布時間以降に来た人はさらに後ろの番号になるので、最初の人から考えると30分ほど遅れてのスタートになるようです。
このテンダーボートの整理券配布は、前日の船内新聞に掲載されますが、注意してみていないと読み飛ばしてしまうと思います。
エクスカーションを申し込まず、自力での観光を予定している人は、ぜひ前日の船内新聞をくまなくチェックしてください。
いざ下船
当日は8:00頃に下船口近くのラウンジに集まり、自分のテンダーボート番号が呼ばれるのを待ちます。
予定通り、8:30頃にNo.4が呼ばれ、テンダーボートに乗り込みました。
テンダーボートに乗ってからは約5分で港に到着。スムーズに上陸できました。
まずはフィラ村へ
テンダーボートでの上陸は、フィラ村の下にある港です。
いわゆる「サントリーニ島」のブルードームの景色が見られるイア村へは、バスで20−30分ほどの距離があります。
テンダーボートが着く港では、イア村まで連れて行ってくれるボートツアーの呼び込みもやっていました。
ただ値段がわからないのとバスでの行き方は事前に調べていたので、今回は自力で向かうことに。
まずは、港からフィラ村へ登らねばなりません。
フィラ村は崖の上に位置していて、この崖を登るには、徒歩orロバorケーブルカーという3択があります。
降りる時も同様です。
ロバはたくさんいました!!
ロバとケーブルカーはどちらも1人6ユーロ。
急いでいない場合はロバという選択肢もありますが、今回は少しでも早く登りたかったのでケーブルカーを選択しました。
9時前の時間はそれほど混んでおらず、すぐに乗車し、9時頃にはフィラ村に到着することができました。
ここからフィラ村のバスターミナルまで歩いて10分ほど。
バスでイア村まで向かいます。
イア村へ
バスターミナルのチケット売り場で、「イア村に行きたい」というと「42番のバスへ行け」と言われ、その通り行くと、そこには人だかりが・・・!
ギリギリ座ることができず、立ったままイア村に向かうことになりました。
バス代は1.8ユーロと格安です。
20分ほどと考えていたら、なんだかんだで30分以上かかっての到着。
10時頃にイア村のバスターミナルに到着しました。
イア村での観光
イア村での観光は他のブログさんにお任せしますが・・・
今回我々以外にもクルーズ船が同時に何隻も寄港していた為、イア村は大大大混雑!!
なかなか方向転換もできないほどです。
これがオーバーツーリズムか。
でも、お天気も良く、たくさん素敵な写真が撮れました!
イア村のメインストリートから少し海側に行ったところにフォトスポットがあり、ここでいわゆるブルードームを入れた写真を撮れます。
この、一番人が溜まっているフォトスポットではスリがいました。
夫は自分のカバンのチャックを開けている現場を目撃し相手に「ちょちょちょ、開けてる開けてる!(日本語)」と言ったところ、相手は超無表情にチャックから手を離したそうです。
なにその激レア体験。
何か取られたわけでもないので、捕まえることもできずそのままリリースしましたが、その後、同じ場所で日本人の方が財布を盗られたと言っていたので、その場でおさえておけば、、と後悔した次第です。
綺麗な景色に目は奪われますが、手荷物には十分に注意を!!!
メインストリートをずーっと歩いていくと要塞にたどり着きます。
こちら側でも風車の写真や、ブルードームを逆側から見た写真も素敵なので、ぜひこちら側にも頑張って歩いてみることをお勧め!
バス停の近くまで戻ってきた後は、通り沿いのおみやげ屋さんに寄ったり、ピタパンでケバブを巻いたものを食べたりしていたらあっという間に時間が過ぎ、12時前になっていました。
イア村からフィラ村へ
時間も時間なので、帰りもバスで戻ります。
バス停の目印は、なんと地面に書いてある文字・・・
見えづらいですが、”Bus Station”の”Station”と書いてあります。
バスは時刻表によると20分ごと、となっていたのでバス停で待っていたのですが、30分待っても来ない・・・結局45分ほど待って、やっと乗車することができました。
幸い早くから待っていた為に、我々は座ることができたのですが、多くの立ち客、そして積み残し客がいる状況でバスは発車。
そして道が渋滞しており、1時間弱かかっての到着となってしまいました。
フィラ村に到着したのは13時半過ぎ。
フィラ村の下の港からの最終テンダーボートは14時!ピンチ!!
フィラ村のケーブルカー乗り場に向かうも、そこには超長蛇の列!!
あぁもうこれ待ってたら絶対テンダー間に合わない・・・
残る道はロバor徒歩だけです。
ロバ道を駆け下りるの巻
結局我々はロバ道を徒歩で駆け下りる選択をしました。
駆け下りるといっても、道はかなりの急勾配、ロバの●もたくさん落ちているので走るのは危険です。
できるだけの早歩きでズンズンおりました。
結局上から下まで20分ほどかかってやっと下山。
確かに歩いている間の景色はすごく良いのですが、暑いわクサイわ(本当にクサイです。ロバ由来。牧場のニオイをすごく近くで嗅がされてるイメージ)でかなりの苦行となりました。
本当に石で滑りやすい道で、実際にすってんころりんしているオジサマもいらっしゃったので、本当に注意してください。
ちなみにロバの速さは徒歩と変わらないので急いでいる時にはあまり意味をなしません。
結局降りてみるとテンダーボート乗り場も大行列で、14時半頃までテンダーは動いていたので、それほど汗だくで駆け下りる必要もなかったのですが・・・
無事出港に間に合ってホッとしました。
ホッとしてプールデッキでビール頼んだらなぜか大きいサイズ(400mL)の値段で小さいサイズ(200mL)が来たので、文句言ってもう一つ小さいのをもらいました。
来た時には気づかなかったのに、飲みながら「えっこれ400mLにしたら小さくない?」と言って気づくスタイル。
次の寄港地、ミコノス島に着くまでに少し時間があるので、入港前にメインダイニングで夕食をとりました。
ミコノス島
ミコノス島は今回20時入港、午前3時出港ということで、最初スケジュールを見たときは、「なんで??」と思ったのですが、ミコノス島は夜が盛り上がる街ということで、深夜でも十分に街を楽しむことができました。
シャトルボートで市街地へ
大きな船は沖留めのようなのですが、MSCシンフォニアは割と小型なので、New Portに接岸できます。
海の透明度がとっても高く、昼間来たらもっと綺麗だろうなあ・・・
New Portから、市街地のあるOld Portへは、シャトルボートが用意されており、前日に船室に届けられたチケットを使って乗船します。
チケットは使っても使わなくても良くて、使ったら課金されるシステムです。
一人6.9ユーロと少し高い気はしたものの、夜中に自力で帰ってくるのも不安だし、とシャトルボートを使用することに。
20時半頃下船しましたが、それほど待ち時間なく、ミコノス島の中心部まで連れて行ってくれました。
2つの風車ポイントへ
ミコノス島といえば、風車のある風景が有名ですが、夜なので果たして見えるの?というのが懸念ポイントでした。
私が行った9月中旬の火曜日の夜に限っていえば、2つの風車ポイントのどちらもライトアップされていて、写真に収めることができました。
地図などでみると遠く見えるのですが、どちらのポイントもOld Portから歩いて5−10分程度と案外近かったです。
雰囲気があって素敵なので、夜だからと諦めずに行ってみることをお勧めします。
1つ目のポイント、ボニの風車。
小高い丘の上にあるので、眼下にミコノスタウンの夜景もみられてとても綺麗です。
2つ目のポイント、有名なカト・ミリの風車。
こちらは5つの風車が並んでいます。
(4つしか写っていませんが・・・)
こちらは有名な風車だけあって、たくさん人がいました!
どちらの風車も綺麗にライトアップされていて、写真撮りがいありました。
ミコノス島のナイトライフ
ミコノス島の路地を入っていくと、夜中でも煌々と明かりが灯り、飲食店でイケイケな音楽がかかっていることに驚きます。
そこには若者が集っていて、エーゲ海のパリピは全員ここに集まってるのでは?と思うほど。
そんなお店で1杯やるのも楽しそうだったのですが、60代を3名含む5人組で乗り込む勇気はとてもなく、お土産やさんを冷やかして、ぶらぶら散歩して戻りました。
猫もたくさん。
まとめ
サントリーニ島もミコノス島もとても限られた時間ではあったものの、目一杯楽しむことができました。
サントリーニ島は、フィラからイア村までの移動に時間が取られてしまうので、予算に余裕があればエクスカーションや現地ツアー会社のツアーに申し込むと時間が有効活用できると思います。
ミコノス島は夜の雰囲気もとっても素敵でしたが、次回は是非昼間に行ってみたい!
海がとっても綺麗な色なので、白壁もとても映えるだろうなと思いました。
駆け足観光でしたが、また行きたいところが見つかるという意味でもクルーズ旅は素敵ですね。
終日航海日を挟んで、次はいよいよドブロヴニクへの寄港です!!
それではまたー